コーポレイト ディレクションの会社概要

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引用:コーポレイト ディレクション 公式サイト

株式会社コーポレイト ディレクション(Corporate Directions, Inc.、略称CDI)は、1986年に設立された日本初の独立系経営戦略コンサルティングファームです。設立者は、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)に在籍していたコンサルタントたちで、当時の日本のビジネス環境において新しい経営戦略の考え方を導入することを目的として設立されました。

本社は東京都品川区東品川に位置し、代表取締役は小川達大氏です。CDIのサービスは、経営戦略の立案および実施支援、組織・体制の構築、情報システムに関わるコンサルティング業務、さらに事業戦略や企業の買収・合併(M&A)に関する戦略的提言および仲介業務など、幅広い分野にわたります。これにより、国内外の上場企業を中心に約1,000社以上の顧客に対してサービスを提供しています​。

CDIは、独自の手法と深い専門知識を駆使して、クライアント企業の持続的な成長と競争優位の確立を支援しています。また、グローバル展開にも力を入れており、アジアを中心とした海外拠点を通じて、国際的なビジネス課題にも対応しています。

社名株式会社コーポレイト ディレクション
代表小川 達大
設立1986年
従業員グループ全体80名(2024年6月現在)
資本金非公開
売上高非公開
株式公開非上場
所在地東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー23階
関連会社株式会社CDIメディカル
アクティベーションストラテジー株式会社
Corporate Directions (Shanghai),Inc.
Corporate Directions (Vietnam) Co., Ltd.
Corporate Directions, Inc. (CDI) Asia-Pacific Pte. Ltd.
海外拠点上海オフィス(CDI-China)
バンコクオフィス(CDI-Thailand)
ホーチミンオフィス(CDI-Vietnam)
ジャカルタオフィス(CDI-Indonesia)
シンガポールオフィス(CDI-Singapore)
台北オフィス(CDI-Taiwan)
出典:コーポレイト ディレクションの公式サイト、公開情報より作成

コーポレイト ディレクションのキャリアパス

成長のアプローチ

CDIでは、コンサルタントの成長を画一的なレールに沿ったものではなく、各人の固有の資質に根差した独自のコンサルティングスタイルを確立する過程と捉えています。そのため、一般的な「キャリアパス」として一律に定義するのは難しい環境であることをご理解ください。

職位

コーポレイト ディレクションでは、コンサルタントの成長を個々の資質に基づいた独自のコンサルティングスタイルの確立として捉えています。そのため、一般的な「キャリアパス」とは異なり、成長のペースも人それぞれです。職位はAssociate、Consultant、Manager、Principal、Managing Directorと進みますが、Managerへの昇格までの期間は人によって2年から10年と大きく異なることが特徴です。この柔軟なアプローチが、個々の能力を最大限に引き出す環境を提供しています。

コーポレイト ディレクション キャリアパスの職位
  1. ・Associate
  2. ・Consultant
  3. ・Manager
  4. ・Principal
  5. ・Managing Director

成長のペース

CDIでは、各コンサルタントの成長ペースは個々に異なると考えています。例えば、入社からManagerに昇格するまでの期間については、早い人で2年、長い人で10年かかることもあります。これは、各人の能力や成長速度に応じて柔軟に対応するためです。

キャリアパス まとめ

CDIのキャリアパスは、個々の資質に応じた成長を重視し、画一的な発展ではなく、独自のコンサルティングスタイルを確立することを目的としています。これにより、社員一人ひとりが自分のペースで成長し、最適なキャリアを築くことができます。

コーポレイト ディレクションの年収

コーポレイト ディレクションの年収情報(公式:2024年6月時点)

職位年収範囲(万円)
主任(Senior Manager)
副査(Deputy Manager)
主査(Manager)
プリンシパル(Principal)
出典:コーポレイト ディレクション

コーポレイト ディレクションの年収情報(口コミサイト:2024年6月時点)

職位年収範囲(万円)
主任(Senior Manager)
副査(Deputy Manager)
主査(Manager)
プリンシパル(Principal)
出典:Openwork

コーポレイト ディレクションの評判・口コミ

コーポレイト ディレクションに関する口コミはネット上では以下のように語られています。あくまで参考としてご確認ください。

働きがい
・コンサルタントとしては、クライアントと共に、苦境を乗り越え変革を成し遂げることができたとき、働きがいを感じる。
・加えて、このファームに長く居る者としては、若いコンサルティングスタッフが自身の殻を破り、大きく成長する姿を見たとき、喜びを感じる。

成長・キャリア開発
・様々なインダストリー、プラクティスのプロジェクトを短期間で多数経験できることから、ゼネラルな経営コンサルタントとしてのスキルと視野の広さを短期間で習得可能。
・成長スピードが速ければ新卒でも入社2〜3年でマネジャーに昇格可能。一方で、成長スピードには個人差があり、時間をかけて昇格していくことも許容されている。
・とはいえ、今のパートナー陣の平均年齢が30代であることを考えると、昇進は早いのではないか。

(コーポレイト ディレクションのopenworkより)

働きがい: クライアント企業やプロジェクトで取り組む課題について、「この企業は、この社会の中で、なんのために存在するのか?」「この企業は何にパッションを注ぎ、どんなことに付加価値を見出しているのか?」などと本質を徹底的に追及する姿勢はよかった。考える文化が根付いているので、先輩にも、質問や意見を言いやすい。

成長・キャリア開発: エクセルやパワーポイントの技術、そしてそれらをスピーディーにこなすスキルが身につく。論理的思考、特にものごとに向き合うときの根幹となる背景、目的、本質的な課題を捉くセンスが身につく。

(コーポレイト ディレクションのopenworkより)

● コンサルティング会社というより、コンサルタント集団。自立と自律が求められる。 ・皆、自らクライアントの相談に乗る「コンサルタント」を目指す仲間。 ・先輩後輩の関係はあるが、上司部下の関係は無い。

● また、一人前になるには、長い時間をかけて、様々な経験を積むことが重要、というのが共通の前提認識。 ・一人前=自分で仕事を取れる状態。最低でもマネジャー以上(4~5年程度の経験が一般的)。 ・インダストリー、プラクティス、いずれも限定せずに様々な経験を積むことで、経営者の抱える様々な悩みに向き合えるようになる。 ・その中で、自身が得意(あるいは興味の強い)分野を見つけ、自らをあらゆる。

● そのため、フラットかつオープン。固定的な部署も無い。 ・インダストリーチームもプラクティスチームもない。配置もなく、ワンプール式。 ・各コンサルタントには強みのある分野があるものの、誰かに強制されたものではない。自ら開発したもの。 ・逆に、関心のある分野について、チームを作って展開していくことは自由。むしろ奨励されている。

(コーポレイト ディレクションのopenworkより)

働きがい:在籍当時はダブルアサインであった為、常に仕事があり多忙な中スキルアップを目指すという環境が出来上がっていた。コンサルタントとして修業すると言う意気込みをもって業界に飛び込みたい人にとっては働き甲斐がある企業だと思う。一方、コンサルタントとして目指すべき、バイネームでクライアントから呼ばれる経験という意味で言うと、そこまで早くから多く経験する事は少ない印象であり、人員規模の割にはマネージャー以上とジュニアスタッフという構図がきちんと出来上がっている。これは、マネージャーになって初めてスタートラインという社長以下の認識故ではないかと推察している。

成長・キャリア開発:プロパーが担当な比率を占めており、他ファームと比べるとそこまで昇進昇格のスピードに差はない印象。在籍し続けていればマネージャーになっていくだけのスキルやマインドは自身に着いていく。Up or Out はない。

(コーポレイト ディレクションのopenworkより)

働きがい:非常に優秀なメンバーが、クライアントの経営課題の問いの設定、仮説構築~検証の一連のプロセスを本気で突き詰めて価値提供をしている環境です。本気で考えて本気で経営課題に対峙する中で得られる学びや経験は他には得られないものだと思います。

成長・キャリア開発:大きなファームだとアサイン機会も周りのメンバー・先輩の質もばらつきますが、カルチャーが強く、小さなこのファームでは、そういったばらつきが少ないので、密度高く成長できるとても良い環境だと思います。

(コーポレイト ディレクションのopenworkより)

コーポレイト ディレクションの求人情報

コーポレイト ディレクションの採用サイトトップページ画像

出典:コーポレイト ディレクションの採用サイト

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コーポレイト ディレクションの選考プロセス

コーポレイト ディレクションの選考プロセスは、まずエントリーから始まり、書類選考、適性検査、面接を経て進みます。選考過程でユニークなのは、エグゼクティブコンサルタント別の選考がある点です。これは、CDIが徒弟制を採用しているためであり、Managing Director(経営陣)が自ら選考基準を定め、少数精鋭の弟子を育てるための制度です。一次面接を通過した候補者は、どのManaging Directorの選考に進むかを選択することができます。内定はこのプロセスを経て決定されます。

コーポレイト ディレクション 選考プロセス
  1. エントリー
  2. 書類選考
  3. 適性検査
  4. 面接
  5. エグゼクティブコンサルタント別選考
  6. 内定

コーポレイト ディレクションの福利厚生

コーポレイト ディレクションは、社員に安定した収入を提供するために年俸制を採用しています。通勤にかかる交通費は全額支給され、健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険などの各種社会保険も完備されています。週休二日制を導入し、土日を含む休日を確保しています。また、法定に基づく年次有給休暇や年末年始、夏期の連続休暇を提供し、プライベートな時間を大切にできる環境を整えています。さらに、結婚や親族の不幸などの際には慶弔休暇も利用可能です。

コーポレイト ディレクション 福利厚生
  • 年俸制

    社員の給与は年俸制を採用しており、安定した収入を提供しています。

  • 交通費全額支給

    通勤にかかる交通費を全額支給し、社員の負担を軽減します。

  • 各種社会保険完備

    健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険など、すべての社会保険を完備しています。

  • 週休二日制

    土日を含む週休二日制を採用し、リフレッシュのための時間を確保しています。

  • 年次有給休暇

    法定に基づく年次有給休暇を提供し、プライベートな時間を大切にできます。

  • 年末年始夏期休暇

    年末年始や夏期には連続した休暇を取得でき、家族や友人との時間を充実させることができます。

  • 慶弔休暇

    結婚や親族の不幸などの際に取得できる慶弔休暇を用意しています。

コーポレイト ディレクションのまとめ

コーポレイト ディレクションの中途採用特設サイトトップページ画像

出典:コーポレイト ディレクションの中途採用特設サイト

コーポレイト ディレクション(CDI)は、1986年に設立された日本初の独立系経営戦略コンサルティングファームです。同社は、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の元コンサルタントたちによって設立され、独自の経営戦略を提案し続けています。CDIの特徴は、社員一人ひとりの資質に基づいた成長を重視する独自のキャリアパスにあります。AssociateからManaging Directorまで、各職位に応じて異なる役割と求められるスキルを明確にしつつ、個々のペースでの成長を尊重します。例えば、Managerへの昇格には2年から10年という幅広い期間が設定されており、個人の成長速度に応じて柔軟に対応します。

また、CDIは福利厚生の充実にも力を入れており、年俸制による安定した収入、交通費全額支給、各種社会保険の完備、週休二日制、法定に基づく年次有給休暇、年末年始・夏期休暇、慶弔休暇など、社員が安心して働ける環境を整えています。選考プロセスもユニークで、エントリー、書類選考、適性検査、面接、エグゼクティブコンサルタント別選考を経て内定が決定される仕組みとなっており、少数精鋭の徒弟制度を採用しています。

総じて、コーポレイト ディレクションは、社員の成長と働きやすさを両立させる環境を提供し、クライアント企業に対して高品質なコンサルティングサービスを提供する企業です。成長意欲の高いプロフェッショナルにとって、同社は理想的な職場となるでしょう。

参考文献   

[1] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/cdi/description.html
[2] – https://www.cdi-japan.co.jp/company
[3] – https://www.cdi-japan.co.jp/
[4] – https://www.executive-link.co.jp/industry/strategy/257/
[5] – https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
[6] – https://www.antelope.co.jp/major_players/players_c_details.html?id=253
[7] – https://www.concord-career.com/industry/strategy_jp/cdi/
[8] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/cdi/service.html
[9] – https://jprocareer.co.jp/consulting/corporate-directions-inc/
[10] – https://pod.jp/consulnews/outline_corporatedirection/
[11] – https://www.cdi-japan.co.jp/service/business/service
[12] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/cdi.html
[13] – https://www.high-performer.jp/career/industry/firm/cdi/
[14] – https://www.recruit.cdi-japan.co.jp/career/
[15] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/cdi/careerpath.html
[16] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/general/dtc/careerpath.html
[17] – https://intelli-gorilla.com/media/1219
[18] – https://factlogic.jp/selection-of-cdi/
[19] – https://factlogic.jp/es-of-cdi/
[20] – https://gaishishukatsu.com/selection_reports/20512
[21] – https://www.recruit.cdi-japan.co.jp/
[22] – https://www.recruit.cdi-japan.co.jp/career_information/
[23] – https://synca.net/companies/309c6645-3515-4e3d-aab9-a248ae39359d
[24] – https://intelli-gorilla.com/media/1230
[25] – https://doda.jp/DodaFront/View/CompanyIncome/j_id__00001397417/
[26] – https://www.high-performer.jp/career/industry/firm/cdi/annual-income/
[27] – https://en-hyouban.com/company/10096889799/salary/