アビームコンサルティングの会社概要
アビームコンサルティング株式会社(ABeam Consulting Ltd.)は、1981年に設立され、現在は東京都中央区八重洲に本社を構えています。元々「等松・トウシュロス コンサルティング株式会社」として設立され、その後「デロイト トウシュ トーマツ コンサルティング」を経て、2003年に現在の社名に変更しました。代表取締役社長は山田貴博氏で、資本金は62億円です。
アビームコンサルティングは、戦略立案から業務改革、IT導入、アウトソーシングまで幅広いサービスを提供する総合コンサルティングファームです。具体的な事業内容には、経営診断や戦略立案、M&A支援、業務プロセス改革、IT戦略、システム開発、パッケージ導入、保守運用などが含まれます。これにより、クライアント企業の経営課題解決と持続可能な成長を支援しています。
同社は、NECと戦略的資本提携を行っており、特にERP(Enterprise Resource Planning)分野で強みを持ち、多くのSAPシステムの導入実績があります。これにより、国内外のクライアント企業からの信頼を獲得しています。また、グローバル展開も積極的に行っており、アジア、欧州、北米などに拠点を設けて、国際的なビジネスのサポートを提供しています。
アビームコンサルティングの特徴は、日本企業の文化や価値観を尊重しつつ、現地の慣習に適応したコンサルティングスタイルを採用している点です。このアプローチにより、クライアント企業との強いパートナーシップを築き、実務的な効果を重視したサービスを提供しています。
社名 | アビームコンサルティング株式会社 |
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設立 | 1981年(昭和56年)4月1日 |
資本金 | 62億円 |
代表 | 代表取締役社長 山田 貴博 |
従業員数 | 8,278名 (2024年4月1日現在 連結) |
売上 | 2024年3月期 1,408億円 2023年3月期 1,217億円 2022年3月期 991億円 |
所在地 | 〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー |
その他拠点 | 仙台:宮城県仙台市青葉区本町二丁目10 番28 号 カメイ仙台グリーンシティ 名古屋:愛知県名古屋市西区牛島町6 番1 号 名古屋ルーセントタワー 大阪:大阪府大阪市北区大深町4 番20 号 グランフロント大阪 タワーA 沖縄:沖縄県沖縄市中央2-28-1 沖縄市雇用促進等施設 海外:上海/北京/バンコク/クアラルンプール/シンガポール/ジャカルタ/ロンドン/デュッセルドルフ/ダラス/ニューヨーク/サンパウロ 28拠点(2024年4月1日現在) |
沿革 | 1981年等松・トウシュロス コンサルティング株式会社を設立 1995年監査法人トーマツのソフトウェア導入コンサルティング部門と統合 1997年グローバル組織であるデロイト コンサルティングに参加。監査法人トーマツのマネジメントコンサルティング部門と統合。社名をアビームコンサルティング株式会社に改称。 2001年デロイトシステムズ中部株式会社を設立(現 アビームシステムズ株式会社) 2003年ブラクストン株式会社に社名を変更。 監査法人トーマツとの資本関係を解消、デロイト トゥシュ トーマツより脱退。 アビームコンサルティング株式会社に社名を変更。 2004年NECと戦略的資本提携 2005~2009年上海、マレーシア、欧州、米国などに拠点開設 2011年ベリングポイント社(BearingPoint Holding B.V.)と業務提携 2012年中国・大連に3つ目のGDC(グローバル・ディベロップメント・センター)を設立 2013年ブラジルオフィス開設 2015年ブグルッポ アッサ社(Grupo ASSA Corp.)と業務提携 オプティマム ソリューションズ社(Optimum Solutions Singapore Pte. Ltd.)へ資本参加 2018年ベトナムオフィス開設 シンガポール LightStream Analytics社を買収 |
アビームコンサルティングのキャリアパス
コンサルタント職のキャリアパス
アビームコンサルティングでは、コンサルタント職のキャリアパスを明確に設定し、社員一人ひとりの成長とキャリア構築をサポートしています。以下に、キャリアの各ステージと求められるスキルについてご紹介します。
アビームコンサルティングでは、コンサルタント職としてクライアントサービスに従事し、キャリアが進むにつれてプロジェクトのマネジメントや高度な問題解決能力が求められます。アナリストやコンサルタントは、ITスキルや業界知識を基礎から習得し、業務プロセス改善に取り組みます。シニアコンサルタントはチームリーダーとして業務変革をリードし、マネージャーはプロジェクトリーダーとして業務変革を実現します。シニアマネージャーやプリンシパル/ダイレクターは、大規模プロジェクトのリーダーや経営者としてクライアントマネジメントを担い、業界全体をリードする役割を果たします。
- コンサルタント/アナリスト
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- プリンシパル / ダイレクター
アビームコンサルティングの年収
アビームコンサルティングの年収情報(公式:2024年6月時点)
役職 | 年収(万円) |
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コンサルタント | 580万円 〜 2,000万円 |
シニアコンサルタント | ー |
マネージャー | ー |
上級マネージャー/ディレクター | ー |
役員クラス | ー |
アビームコンサルティングの年収情報(口コミサイト:2024年6月時点)
役職 | 年収(万円) |
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コンサルタント | 804万円(300万円~3,000万円) |
CS職 | 936万円(500万円~1,940万円) |
CS | 1,107万円(560万円~2,600万円) |
アナリスト | 535万円(500万円~752万円) |
マネージャー | 1,221万円(1,000万円~1,500万円) |
アビームコンサルティングの評判・口コミ
アビームコンサルティングに関する口コミはネット上では以下のように語られています。あくまで参考としてご確認ください。
働きがい:働きがいはあった。周りのレベルの高いメンバーや上長に刺激を受けて、自分の仕事レベルをあげられている実感があったし、対面するお客様から感謝されたときは、コンサルタントとして価値を出せた気がして嬉しかった。
成長・キャリア開発:SAP人材としてのキャリアアップは確実にできる。そこを伸ばすと業務・ITのどちらもわかるようになるのと、問題解決の手法も身につくのでネクストキャリアに繋がりやすい。
(アビームコンサルティングのopenworkより)
ただし、どこでもSAP人材が不足していて一定の経験があるとずっとSAPプロジェクトのアサインしか受けられなくなるので、どこかでインダストリー寄りのことをやりたくなったり、戦略やりたくなったり、事業会社側でやりたくなったら、どこかで見切りをつけてキャリアを自分でコントロールする必要がある。
働きがい: 自分の希望するプロジェクトに配属される可能性は全員にあるが、実際に配属することができるかは状況次第である。そのため、希望ポストの募集がかかるまでは希望しない業務にあたる可能性も高い。働きがいを高めるためには自分の描くキャリアやそれに値する経験値・能力を周りに伝えるスキルが求められる。
成長・キャリア開発: 特に新入社員は社会人として必要なスキルを身につけられる環境がある。上司も親身に教育してくれる方が多い。新人にも他のメンバー同様のタスクを任せて成長する機会を与えた上で、チームリーダーが進捗状況や成果物の質を把握して適宜サポートする体制が整っているため安心して挑戦できる。
(アビームコンサルティングのopenworkより)
働きがい:海外で働く経験をつみたい人には多くのチャンスがある環境。
外資コンサルやグローバルネットワークを持つファームの日本オフィスのグローバル案件は外資企業の日本向け案件を日本の出先として担当するケースが多い。
日系企業が海外に出るケースでも各国に現地オフィスがある場合、日本のメンバーが出張や赴任をするのではなく、日本から海外現地オフィスと連携するケースが多い。一方、アビームは日系ファームのためグローバルネットワークが限られており日系企業と共に海外の現地に出張ってプロジェクトを推進することが多いため、若いうちに海外プロジェクトを経験したい人には良い環境と言える。
(アビームコンサルティングのopenworkより)
ワークライフバランスがとりやすいと感じるかは人による。制度としては、時短勤務や育児休暇制度が整備されており、実際に取得している方は少なくない。その点で、出産後も仕事と両立することは不可能ではない。
(アビームコンサルティングのopenworkより)
また、有給休暇も取りやすいことから、プライベートの用事を実施することもできる。
一方、PJのフェーズによってはプライベートな時間をもつことは難しい。また、日常的に業務外として自己研鑽にかなりの時間をかけることがほぼ必須となるため、純粋なプライベートな時間を捻出することは難しいと感じるであろう。
入社を決めた理由:事業会社での成長速度鈍化に危機感を覚え、コンサルに挑戦した。その際に未経験ながら拾ってくれた。
「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」:上司や周りに恵まれ、辛い経験も沢山したがコンサルタントとして立ち上がれたと思う。ロジカルシンキングなどのポータブルスキルは圧倒的に伸ばせたと思うし、IT関連の知見も身についた。
(アビームコンサルティングのopenworkより)
SAP案件が多いが、システム導入案件で身につくスキルはとても多く思うため、結果的に入社して本当に良かった。
戦略コンサルがやっているような、抽象度の高い上流案件はあまり見かけないが、特にそれを強みにしているファームではそもそも無いため、ギャップもそこまで無いと思う。
アビームコンサルティングの求人情報
- コンサルタント(自動車・製造)
経営戦略立案、業務改革、新事業創出、次期ビジネスモデル構築、海外進出、業務最適化を支援するコンサルティング業務です。
- コンサルタント(素材・化学)
経営戦略立案、業務改革、新事業創出、次期ビジネスモデル構築、海外進出、業務最適化を支援するコンサルティング業務を担当します。
- コンサルタント(商社)
ABeam Consultingは、商社向けにデジタル経営基盤構築、グループDX推進、ビジネスモデル変革、バリューチェーン変革などを支援し、企業構造改革と価値創造を加速させます。
- コンサルタント(コンシューマー)
経営戦略立案、業務改革、新事業創出、ビジネスモデル構築、海外進出、業務最適化など多岐にわたる支援を行います
- コンサルタント(銀行・証券・クレジットカード・ペイメントサービス)
金融業界向けに戦略・M&Aコンサルティング、会計・リスク管理、業務プロセス・IT支援を行い、営業企画・推進、プロジェクトリード、デリバリーに従事します。
アビームコンサルティングの選考プロセス
選考プロセスは以下の手順で進行します。まず、エントリーページにアクセスし、「利用規約」を必ずお読みください。その後、登録フォームに必要事項を入力し、以下の応募書類を添えて送信してください。現在、郵送でのご応募は受け付けておりませんのでご注意ください。
応募書類には、履歴書と職務経歴書が必要です。職務経歴書はワード、エクセル、パワーポイント、PDF、GIF、JPEGのいずれの形式でも構いません。
アビームコンサルティングの福利厚生
アビームコンサルティングは、社員の多様なニーズに応えるための充実した福利厚生制度を提供しています。健康保険カフェテリアプランでは、毎年付与されるポイントを利用し、住宅、医療、介護、育児、自己啓発、リフレッシュなどから好みのメニューを選択できます。確定拠出年金制度では、会社が基本掛金を負担し、社員自身が追加で掛金を上乗せすることも可能です。さらに、全額会社負担の団体保険制度(医療保険、3大疾病保険)に加入し、社員やその家族の負担を軽減します。社内クラブ活動を通じて、部署やプロジェクトを越えたコミュニケーションも活性化されています。外部カウンセリングでは、産業カウンセラーや臨床心理士によるサポートが受けられ、社員のメンタルヘルスも重視しています。
- 健康保険カフェテリアプラン(選択型福利厚生制度)
アビームコンサルティングでは、毎年付与されるポイントの範囲内で、住宅、医療、介護、育児、自己啓発、リフレッシュなどの豊富なサービスから、自分の好みにあった福利厚生メニューを選択し、利用することができます。この制度により、社員は自身のライフスタイルに合わせた柔軟な福利厚生を享受できます。
- 確定拠出年金制度
確定拠出年金制度では、会社が基本掛金を負担しています。これに加え、社員自身が掛金を上乗せすることも可能です。これにより、社員は将来のための資金を効率的に積み立てることができます。
- 団体保険制度(医療保険、3大疾病サポート保険)
アビームコンサルティングでは、社員やその家族の負担を軽減するため、全額会社負担で団体保険に加入しています。これには、団体定期保険、医療保険、3大疾病保険、海外赴任者向け保険などが含まれ、万が一の事態にも安心して備えることができます。
- 社内クラブ
アビームコンサルティングには、テニス、サッカー、ゴルフ、ヨット、自転車、軽音楽、写真など多数の社内クラブがあります。これにより、部署やプロジェクトを越えたコミュニケーションが活性化され、社員同士の交流が深まります。
- 外部カウンセリング
社員のキャリアパスなどを一緒に考える社内カウンセラー制度とは別に、産業カウンセラーや臨床心理士の資格を持つカウンセラーによる外部カウンセリングを受けることができます。職場や私生活での悩み事や体調不安など、社員が抱える問題をプロのカウンセラーがサポートします。
これらの福利厚生制度を通じて、アビームコンサルティングの企業は社員一人ひとりが健康で安心して働ける環境を提供し、全社員の幸福と企業の成長を支えます。
アビームコンサルティングのまとめ
アビームコンサルティングは、日本を代表する総合コンサルティングファームとして、戦略立案から業務改革、IT導入、アウトソーシングまで幅広いサービスを提供しています。特にERP分野における強みと豊富な実績を持ち、国内外のクライアント企業から高い信頼を得ています。グローバル展開も積極的に行い、各地に拠点を設けることで、国際的なビジネスのサポートを提供しています。また、日本企業の文化や価値観を尊重したコンサルティングスタイルを採用し、クライアント企業との強いパートナーシップを築いています。こうした特徴から、アビームコンサルティングは持続可能な成長を支援する頼れるビジネスパートナーとして、今後も多くの企業に選ばれ続けることでしょう。
FAQs
Q1: アビームコンサルティングでの中途採用者の割合はどれくらいですか?
A1: アビームコンサルティングでは、従業員の約半数が中途入社です。このため、中途入社者でもキャリアアップが望める環境が整っており、マネジメント職だけでなく、スペシャリストとしてのキャリア形成も可能です。
Q2: アビームコンサルティングでは住宅補助は提供されていますか?
A2: アビームコンサルティングでは、住宅補助や社員寮の提供はありませんが、その分給料が多めに設定されています。また、会社の立地や職場環境は良好で、働きやすいと評価されています。
Q3: アビームコンサルティングの本選考は何回応募できますか?
A3: アビームコンサルティングの本選考には1回のみ応募が可能です。エントリーの締切は複数設けられていますが、本選考への応募は1度だけとなっています。
参考文献
[1] – https://www.abeam.com/jp/ja/about/company
[2] – https://www.abeam.com/jp/ja/about
[3] – https://www.abeam.com/jp/recruit/top
[4] – https://tenshoku.mynavi.jp/company/122028/
[5] – https://www.abeam.com/jp/recruit/welfare.html
[6] – https://www.abeam.com/jp/recruit/recruitment
[7] – https://syukatsu-kaigi.jp/companies/84200/screening
[8] – https://www.onecareer.jp/articles/1946
[9] – https://www.onecareer.jp/companies/218/selection_steps
[10] – https://www.abeam.com/recruit/recruitment.html
[11] – https://factlogic.jp/selection-of-abeam/
[12] – https://www.abeam.com/jp/recruit/talent-development.html
[13] – https://www.abeam.com/jp/recruit/career.html
[14] – https://en-hyouban.com/company/10006765812/19/