日本取引所自主規制法人は、日本取引所グループ（JPX）の一員として、東京証券取引所や大阪取引所から自主規制業務を受託し、資本市場の公正性と信頼性を維持する役割を担っています。具体的な業務内容としては、新規上場企業や金融商品の適格性を審査する「上場審査」、既存上場企業の情報開示や企業行動を監視する「上場管理」、証券会社など取引参加者の法令遵守状況や財務健全性を確認する「考査」、市場取引を監視し不公正取引を検出する「売買審査」などがあります。これらの活動を通じて、投資者が安心して取引できる市場環境の整備に努めています。