A.T. カーニーの会社概要

A.T. カーニーの公式サイトトップページ画像

引用:A.T. カーニーの公式サイト

A.T. カーニー(A.T. Kearney)は、1926年に米国シカゴで設立された経営コンサルティング会社です。創業者はアンドリュー・トーマス・カーニーで、当初はマッキンゼーのシカゴオフィスとして始まりましたが、後に独立しました。現在、カーニーは世界41カ国に拠点を持ち、約4,200名の従業員が働いています​。

カーニーのサービスは、金融、通信、ハイテク、自動車、消費財・小売など多岐にわたる業界に対応しており、クライアントにはフォーチュン500企業の3分の2以上が含まれています。同社は「目に見える成果」を重視し、クライアントとの密接な協働作業を通じて実現しています。この常駐型のプロジェクト推進スタイルにより、クライアントとのリピート率が高くなっています​。

日本オフィスは1972年に開設され、現在の日本代表は関灘茂氏が務めています。東京のミッドタウン・タワーにオフィスを構えています。

社名A.T. カーニー株式会社
URLhttps://www.jp.kearney.com/
設立1972年(創業:1926年)
資本金非公開
従業員数国内:約270人(2023年9月13日時点)
グローバル:約5,300人
代表関灘 茂
売上高グローバル:16億USドル(2023年9月時点)
事業内容経営コンサルティング
金融や通信、ハイテク、自動車、消費財、小売をはじめとする幅広い分野において、戦略からオペレーション、ITにいたるまで一貫したサービスを提供
拠点日本オフィス
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー23階

A.T. カーニーのキャリアパス

キャリアステップの概要

A.T. カーニーでは、次のような明確なキャリアパスを提供しています。社員はこれまでの経験や能力に基づいて各ポジションに配属され、成長に応じてプロモーションされます。

各キャリアステップの詳細

キャリアステップ
  • ビジネスアナリスト / シニアビジネスアナリスト

    役割: プロフェッショナリズムと基礎能力の習得、多種多様なデータの分析とアウトプットを高いスピードと正確性で実行し、クライアントに新しい発見を提供します。

  • 求められるスキル: 自発的な行動、分析能力、迅速かつ正確な作業

  • アソシエイト

    役割: 現状の把握、課題設定、解決策の特定と実行を行い、小規模プロジェクトや大規模プロジェクトのモジュールの責任者を務めます。クライアントに納得と成果を提供します。

  • 求められるスキル: 高度なプロフェッショナル能力、強い個としての自立、クライアントの期待を超える成果物の提供

  • マネージャー

    役割: プロジェクトメンバーをコーチングし、潜在能力を引き出します。プロジェクトの現場責任者として、クライアントの経営陣に対して確信を持って提言します。広範な知識と専門性を持つT字型人材として活躍します。

  • 求められるスキル: コーチング能力、プロジェクト管理能力、特定業界やテーマの専門知識

  • プリンシバル

    役割: 高い専門性を基に、テクノロジーやクリエイティブ領域の専門性も蓄積します。国内外のネットワークを構築し、感動品質の成果物を提供し、クライアントとの長期的な関係を築きます。

  • 求められるスキル: 専門知識、ネットワーキング能力、T字型人材としての多様なスキル

  • パートナー

    役割: クライアント企業のCEOや経営陣にとっての信頼される相談相手となり、最も評価され信頼されるコンサルティング会社を築きます。事業創造と変革を通じて、社会課題の解決に貢献します。

  • 求められるスキル: 信頼構築能力、事業創造力、社会課題解決のためのリーダーシップ

キャリアパス まとめ

A.T. カーニーのキャリアパスは、明確に定義された各ステップで必要な役割とスキルを提供し、社員が能力を最大限に発揮できるようサポートします。ビジネスアナリストからパートナーまでの段階的な成長を通じて、クライアントに価値を提供し、社会全体に貢献するプロフェッショナルを育成します。

A.T. カーニーの年収

基本給とボーナス

年収は基本給とボーナスから成り立っており、特に上級職の場合、ボーナスが年収の大きな割合を占めます17

評価とボーナスシステム

半年ごとの評価と個々のパフォーマンスに基づくボーナス配分が行われており、「360度評価」システムを通じて上司、同僚、部下からの評価が含まれます23

職種年収範囲(万円)
ビジネスアナリスト600-800
シニアビジネスアナリスト800-1,000
アソシエイト1,300-1,700
マネージャー1,700-2,500
プリンシパル3,000以上
パートナー5,000以上

これらの情報は、A.T. カーニーでのキャリアを検討する上で重要な要素となります。

A.T. カーニーの評判・口コミ

A.T. カーニーに関する口コミはネット上では以下のように語られています。あくまで参考としてご確認ください。

働きがい: 若いうちからクライアントのCxO、部長レベルとディスカッションをする。 特に1年目から裁量が大きく、自分の担当している部分については全てを担当してプレゼンまで行うところは他のファームでもあまりなさそう。

成長・キャリア開発: 社内での整った育成システムがおそらく他社に比べるとない分、放り込まれたプロジェクトでなんとかして勝ちを拾いさせないといけないので、そこで食らいつくと結果的に成長する。

丁寧に育ててくれる先輩のもとにつくか、そうでない人のもとでつくかによってもらえるFBの質は大きく異なる。 ただ総じて忙しすぎて丁寧に育てる余裕はないので、自分で這いつくばって先輩から盗んでいく必要がある。

(A.T. カーニーのopenworkより)

強み: 個々のプロフェッショナリズム。 大企業のクライアントポートフォリオ。

弱み: デジタルに弱い点。 ファーム全体での社内知見の蓄積及びその共有体制が他社に比べて弱い点。

事業展望: 今後そもそも戦略コンサルティングという事業自体がニーズがあり続けるかは個人的に怪しいと思っている。専門性の重要性が増す中で、ジェネラリストとしてロジカルシンキングで戦い続けることは困難になっていると思うので、どこで高単価無形サービスを正当化できる価値を出すのかは、何かしらの工夫が必要だと思う。

(A.T. カーニーのopenworkより)

コンサルティング業界を志す理由の一つに、やりたいことは見つからないが自分の能力を磨きたいという方が、特に若手では多いと思います。 KEARNEYにもそのような方がいるのは事実です。

一方で、昨今のコンサルティング業界の拡大もあり優秀な方であればMBBをはじめとするブランド力のあるファームに受かりますので、KEARNEYをあえて選んでくれる方は、上記に加えて「日本をよくしたい」という志を持っている方が多いと理解してます。

(A.T. カーニーのopenworkより)

KEARNEYは私にとってはとても働きやすく、自分の家庭事情やプライベートイベントを踏まえて、仕事をコントロールすることができました。 一方で、コンサルティング業界は「短期間でクライアントの期待に応える」ことが求められるので、常に9-17時で働くというスタイルが難しいのは事実です。 家庭との時間を常に作り、仕事と家庭をうまく両立している方は、私の認識ではKEARNEYにいません。

経営陣は、時短勤務や育休の推進、プロジェクト内でもシニアが業務を引き取るように指導など様々な調整は行っていますが、なかなか解決していないのが現状であり、ワークライフを求める人が行く会社ではないと思っています。

(A.T. カーニーのopenworkより)

入社を決めた理由: ティア1のMBB同様の給与感がある一方、勤務時間が戦略コンサルの中では短い方でバランスが良いと思ったから。

「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」: 若手のうちは給与感はMBB並み。勤務時間は想定以上。強制的に課される勤務時間は少ないプロジェクトが多いが、勤務時間が極端に長すぎる(月100時間の残業を超える)プロジェクトも相応に存在することと、若手のうちは時間によるコミットで戦う社員が多いので昇進を目指そうとすると、同様に自主残業をすることになる。

(A.T. カーニーのopenworkより)

A.T. カーニーの求人先

A.T. カーニーの中途採用サイトトップページ画像

引用:A.T. カーニー 中途採用サイト

募集中の職種
  • コンサルタント

    「日本を変える仕事」を体感したい方、現在の日本の産業界や社会に危機感を抱く方、自らの成長機会を求める方を募集します。中途採用の方はビジネスアナリスト、シニア・ビジネスアナリスト、アソシエイト、マネージャーのいずれかのポジションでご入社いただきます。選考プロセスで最終的に判断します。

  • 詳細はこちら

A.T. カーニー 選考プロセス

A.T. カーニーの選考プロセスは以下の通りです。まず、公式サイトから希望するポジションにオンライン応募します。次に、提出された履歴書と職務経歴書を基に書類選考が行われ、応募者のスキルや経験、適性が評価されます。必要に応じてオンライン適性検査や技術スキルテストが実施されます。一次面接では、採用担当者やチームリーダーが応募者の技術的スキルや業務適性を評価します。続いて、ケーススタディを通じて問題解決能力や分析力を評価するケース面接が行われます。最終的に、高位のマネージャーやエグゼクティブとの最終面接で全体的な適性と文化的適合性が評価され、選考を通過した応募者には内定が出され、雇用条件の交渉が行われます。

A.T. カーニー 選考プロセス
  1. オンライン応募: 公式サイトから希望するポジションに応募します。
  2. 書類選考: 提出された履歴書と職務経歴書を基に初期選考が行われます。ここでは応募者のスキル、経験、適性が評価されます。
  3. オンラインテスト(必要に応じて): オンライン適性検査や技術スキルテストが実施されることがあります。
  4. 一次面接: 採用担当者やチームリーダーとの面接が行われ、技術的なスキルや業務適性が評価されます。ここでは、応募者の専門知識や問題解決能力が問われます。
  5. ケース面接: ケーススタディを通じて、応募者の問題解決能力や分析力が評価されます。ケース面接はコンサルティング業界特有の選考方法であり、重要な評価ポイントとなります。
  6. 最終面接: 高位のマネージャーやエグゼクティブとの最終面接が行われ、応募者の全体的な適性と文化的適合性が評価されます。
  7. オファー: 選考を通過した応募者には内定が出され、雇用条件の交渉が行われます。

A.T. カーニーのまとめ

A.T. カーニーは、そのグローバルなネットワークと高度に特化したサービスにより、経営コンサルティング業界での強固な位置を築いています。テクノロジーとイノベーションへの取り組み、専門家との協力により、クライアント企業に対して実践的な解決策を提供し、その成果は業界内外で高く評価されています。さらに、豊富なキャリアオプション、充実した教育制度、そしてダイバーシティとインクルージョンへの姿勢は、A.T. カーニーでのキャリアが単に仕事以上の価値を提供することを示しています。

今後もA.T. カーニーは、変化し続けるグローバル市場において重要な役割を果たし続けるでしょう。そのためには、適切なスキルセットと経験、そしてA.T. カーニーで成功を収めるための準備が必要です。同社でのキャリアは、挑戦的でありながらも、個人の専門的な成長と成果を促す環境が整っています。職場での多様性と包括性の追求は、A.T. カーニーがこれからも業界のリーダーとしての地位を維持し、新たなイノベーションを生み出し続ける上での重要な鍵となるでしょう。

FAQs

A.T. カーニーのリーダーはどの大学を卒業していますか?

A.T. カーニーの消費財・小売プラクティスのグローバルリーダーは、東京大学法学部を卒業し、その後マサチューセッツ工科大学で経営学の修士課程を修了しています。

A.T. カーニーへの転職は難しいですか?

はい、A.T. カーニーへの転職は非常に難易度が高いとされています。少数精鋭で外資系の戦略コンサルティングファームであるため、募集人数が限られており、競争が激しい環境です。

参考文献

[1] – https://www.jp.kearney.com/careers/working-here/kearneyjapanmagazine/vol.5
[2] – https://ja.wikipedia.org/wiki/A.T.%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BC
[3] – https://careerforum.net/ja/event/bos/companylist_357/1444/company_detail/
[4] – https://neotradition.jp/user/enterprise_detail/36
[5] – https://typeshukatsu.jp/company/1128/
[6] – https://liiga.me/companies/6
[7] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/atkearney.html
[8] – https://www.jp.kearney.com/careers/working-here
[9] – https://gaishishukatsu.com/company/6/reports
[10] – https://yamatohc.co.jp/dd/archive_youtube_kearney/
[11] – https://liiga.me/columns/1191
[12] – https://www.jp.kearney.com/documents/1457875/10846022/Agenda_Vol1_all.pdf/873174ae-7e1e-dbd9-a3d4-f8430b942315?t=1588835466000
[13] – https://iroots.jp/research/14263/
[14] – https://www.jp.kearney.com/careers/working-here/well-being
[15] – https://typeshukatsu.jp/s/article/51607/
[16] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/atk/recruit.html
[17] – https://talentsquare.co.jp/career/kearney-career/
[18] – https://gaishishukatsu.com/archives/165431
[19] – https://www.jp.kearney.com/working-here/mid-career
[20] – https://www.movin.co.jp/gyoukai/firmlist/strategy/atk/salary.html
[21] – https://www.antelope.co.jp/interview/detail.html?INTERVIEW=10&PAGE=2
[22] – https://www.kotora.jp/c/it-company-atkearney/
[23] – https://keyplayers.jp/tenshoku/income-atcarney/