NTTデータ経営研究所の会社概要
株式会社NTTデータ経営研究所（NTT DATA Institute of Management Consulting, Inc.）は、1991年に設立されました。本社は東京都千代田区平河町にあり、NTTデータの完全子会社として、企業経営および行政に関する調査研究やコンサルティングを提供しています。代表取締役社長は山口重樹氏で、資本金は4億5000万円です。
NTTデータ経営研究所は、戦略、ビジネスプロセス、ITの全体最適の視点からコンサルティングを行っており、NTTデータとのパートナーシップを活かしてシステム開発を行わず、コンサルティングに特化しています。主な事業内容は、企業経営および行政に関する調査研究、情報および通信システムの企画・開発に関する調査研究、経済・社会・産業・文化に関する調査研究などです。
また、NTTデータ経営研究所は、プライバシーマークやISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）の認証を取得しており、シンガポールにもオフィスを設けて国際的な業務展開を行っています。
| 社名 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 |
|---|---|
| URL | https://www.nttdata-strategy.com/ |
| 設立 | 1991年 4月12日 |
| 資本金 | 4億5000万円 |
| 代表 | 取締役会長 宮野谷 篤 代表取締役社長 山口 重樹 |
| 所在地 | 東京都千代田区平河町2-7-9 JA 共済ビル9階・10 階 |
| 従業員 | ー |
| 拠点 | シンガポールオフィス 9 Raffles Place, #18-20/21 Republic Plaza II, Singapore 048619 バンコクオフィス(ASEAN Business Sector) 6th Floor, Column Tower, 199 Ratchadapisek Road, Klongtoey, Bangkok 10110, Thailand |
| 沿革 | 1991年NTTデータ通信株式会社の100%出資で設立 1991年港区にて営業開始1992年目黒区に移転 1994年渋谷区に移転2008年プライバシーマーク使用許諾 2009年ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）認証取得 2009年株式会社NTTデータ・コンサルティングの100%出資子会社に変更 2011年千代田区に移転2011年EMS（環境マネジメントシステム）認証取得 2014年株式会社ＮＴＴデータの100%出資子会社に変更 2018年「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定（くるみん認定）取得 赤坂オフィス開設 2019年ASEANビジネスセクター（バンコクオフィス）開設 2020年永田町オフィスに拠点集約 |
NTTデータ経営研究所のキャリアパス
新卒ローテーション制度では、入社後2年間の間に様々な部門を経験し、視野を広げながら専門分野を模索します。3年目に本人の意向を尊重した本配属が決定されます。また、社内フリーエージェント制度（FA制度）により、自身のキャリアを自己申告で見直し、ユニット異動が可能です。キャリアコミュニケーション制度では、年に1度、経営陣と組織長に成長やキャリアの展望を申告し、成長をサポートします。さらに、社員満足度調査を年に1回実施し、組織の改善に役立てています。人事評価は「パフォーマンス能力」と「ファンダメンタル行動」の両面から行われ、個人の能力レベルに焦点を当て、自律的な成長を促進します。
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- アソシエイトパートナー
- パートナー
FA制度
社内フリーエージェント制度（FA制度）を活用することで、ユニット異動を自己申告することができます。これにより、キャリアの見直しや専門性の変化に応じたキャリア開発が可能です。
キャリアコミュニケーション
社員が自身の成長や今後のキャリアについて年に1度、経営陣と組織長に現状と展望を申告する制度です。この制度を通じて、各自の成長やキャリアに関する認識および志向を会社として把握し、社員の一層の活躍を後押しします。
社員満足度調査
年に1回行われる社員満足度調査では、社員の働く環境や思いを把握し、組織の改善や人事面の改善に役立てています。
人事評価
「パフォーマンス能力」と「ファンダメンタル行動」の両面から、個人の質にフォーカスした評価を実施しています。単なる成果主義にとどまらず、能力レベルを評価することで、真に力のあるコンサルタントを育成し、各自の自律的成長を促します。
キャリアパス まとめ
この企業のキャリアパスと成長支援制度は、新卒者から経験豊富なプロフェッショナルまで、社員一人ひとりの成長とキャリア開発をサポートするための多様な仕組みを提供しています。社員が自分に合ったキャリアを築き、組織全体の成功に貢献できる環境が整っています。
NTTデータ経営研究所の年収
NTTデータ経営研究所の年収情報（公式一部：2024年6月時点）
| 年齢 | 推定年収（万円） |
|---|---|
| プロパー採用（コンサルタント職、スタッフ職） | 520万円～ |
NTTデータ経営研究所の年収情報（口コミサイト：2024年6月時点）
| 年齢 | 推定年収（万円） |
|---|---|
| コンサルタント | 820万円（450万円～1,400万円） |
NTTデータ経営研究所の評判・口コミ
NTTデータ経営研究所に関する口コミはネット上では以下のように語られています。あくまで参考としてご確認ください。
働きがい：クライアントの成功を常に第一に考えることがこの仕事をする上で必要な心構え。イノベーションのネタが枯渇し始めている今の時代を背景に、どう新規ビジネスなどを作るか、いまいち分からない中でクライアントの試行錯誤に付き合って価値を提供しなければいけない。決して簡単な仕事ではない。そんな中で、何を見て、何を感じてどんなヒントを得てそれをどのようにしてクライアントの価値になるものにして提供するかでいつももがき上がっている気がして。ただその先にクライアントを成功に導くこともあると考えたら内心この仕事のやりがいがあると思える。
成長・キャリア開発：ビジネスマンの基礎作りができるお仕事なので、その先にたくさんの選択肢があると思う。
（NTTデータ経営研究所のopenworkより）
強み：NTTデータやNTTグループから案件受注が見込めること。
シンクタンク要素とコンサルティングファーム要素が混在していること、カバーしているインダストリーやソリューションも多様であることから比較的経営の安定性は高いと感じる。弱み：縦割り組織で1ユニットあたりの規模は大きくないので、大規模案件はデリバリーできない。
（NTTデータ経営研究所のopenworkより）
人を採用しても同じくらい辞めていくので規模が拡大できない。また稼働率も高いので引き合いがあっても外部リソースを使わざるをえないこともある。
働きがい：労働時間の長さは置いておいて、絶対的な給与は高い。同じ職位でもBig4や監査法人より年収は高くなる。対外発信を積極的に推進しており、C、Sの時点から雑誌への寄稿、講演、書籍の出版など、社会に対して自分が普段から考えているテーマを発信できる。
良し悪しはあるものの、様々な種類のPJに触れることができるため、様々な領域に薄く広い知見を獲得でき、一定好奇心は満たされる。成長・キャリア開発：20代、他業界から初めてコンサルへ転職、という状況なら強烈にストレッチされながら成長することはできる。なぜならば、複数のPJに一気に担当することで、強制的にコンサルワークを体に叩き込まれるため。
（NTTデータ経営研究所のopenworkより）
ただ、体系化された教育システムはなく、（正確には会社に浸透していない）そのユニット、上につくMup以上の育成手腕による。1年目で議事録作成、クライアント体の問い合わせ窓口しかなかった若手もいれば、ガシガシ顧客向けにOutputしている若手もいる。なので、運次第、またはその運を引き寄せるための前のめりな社内活動次第ともいえる。
若手の成長という点でマルチアサインは効果的であったが、徐々に年齢、職位が上がった際にそれがデメリットと感じるようになったため。
更に具体的に言うと2点で環境を変えた方が良いと感じた。
（NTTデータ経営研究所のopenworkより）
- 同時に7～8本のPJに関与するためどうしても、広く浅い関与になりがち。結果としてPJを回すことだけがうまくなってしまい、顧客の期待値に届いていないケースがあるように思えたため。これは自分自身の能力にも大いに問題があり、周りに相談してもその打開策を誰ももっていなかった。
- 他方、稼働率は常に100%を超え、忙しい人間と認定されていたため、多少パフォーマンスが落ちていてもユニット内で評価は下がらない。その結果自分の甘えも出てきてしまっていた。コンサルという職業柄、常に成長し続ける必要があり、環境のせいにしてそのまま埋もれたくないと思った。
働きがい：様々な案件に同時平行的に複数携われる。色々なことを経験したい人には働きがいを感じると思う。一方で、ひとつのプロジェクトに専属でどっぷり考え抜くということはなかったので、広く薄い知識になりがち。お客様にも深い洞察を示せていないと感じるときもある。
成長・キャリア開発：様々な案件に携われるので、自分の中の引き出しが一気に増える。短期間で様々な案件を実行するので、転職活動時のエピソードトークには、色々な話題に対応できる。ゆえに、次の転職のキャリアアップにはつながると思う。
（NTTデータ経営研究所のopenworkより）
NTTデータ経営研究所の求人情報
- ＜プロパー採用（コンサルタント職、スタッフ職）＞
- コンサルタント職: 戦略立案・新規事業開発・業務改革・IT活用企画などコンサルティングの 上流プロセスにおけるコンサルティング業務全般
- スタッフ職:コーポレート統括本部内で経営企画、財務、法務、総務、人事、情報システムの業務全般を担当します。
NTTデータ経営研究所の選考プロセス
NTTデータ経営研究所の採用プロセスは以下の通りです。まず、応募者は履歴書や職務経歴書などの書類を提出し、書類選考が行われます。書類選考を通過した方には、複数回にわたる面接が実施されます。これらの面接では、スキルや経験、適性が評価されます。最後に、最終面接が行われ、総合的な判断に基づいて内定が決定されます。選考プロセス全体を通じて、応募者の能力や意欲がしっかりと評価されます。
- 書類選考
- 面接（複数回）
- 最終面接
NTTデータ経営研究所の福利厚生
NTTデータ経営研究所の福利厚生は非常に充実しています。NTTベネフィットパッケージにより、健康、育児、介護、レジャーなどをサポートする各種割引や特典が利用可能です。資産形成支援として、相互扶助部年金やNTT企業年金基金を提供し、公的年金を補完します。育児休暇は最大2年間取得可能で、育児や介護の支援も充実しています。提携保養施設ではリゾートホテルを割引価格で利用でき、特別連続休暇や結婚休暇、ゴールデンウィークの有給奨励など、多様な休暇制度も整備されています。
- NTTベネフィットパッケージ
NTTベネフィットパッケージは、健康、育児、介護、レジャーなど、人生のあらゆるシーンをサポートする総合的な福利厚生システムです。従業員は各種施設の割引や特典を利用でき、プライベートを充実させることができます。
- 資産形成支援
NTTでは、従業員のより良い人生設計をサポートするために、相互扶助部年金とNTT企業年金基金を提供しています。この年金サービスは、NTTグループの社員のみが加入でき、公的年金や企業年金を補完する形で資産形成をサポートします。
- 育児・介護支援
それぞれのライフステージに合わせて、育児や介護を支援する制度も充実しています。育児休暇は最大で2年間取得可能で、男女ともに多くの利用実績があります。これにより、仕事と家庭の両立がしやすい環境を整えています。
- 提携保養施設
NTTは、TOKYU Harvest Clubと提携しており、契約している会員制リゾートホテルを割引価格で利用することができます。これにより、従業員とその家族やパートナーが余暇を充実させることができます。
- 慶弔見舞
従業員本人やその家族に慶弔事があった場合には、慶弔金を支給しています。また、災害に遭われた際には見舞金を支給し、社員の生活や気持ちに寄り添いサポートを行っています。
- その他休暇
NTTでは、忙しい中でも休暇を取得しやすい環境を整えています。例えば、2日間の特別連続休暇や結婚休暇などがあります。また、ゴールデンウィークの中日は非営業日として有給休暇取得を奨励しており、オフタイムの充実をサポートしています。
NTTデータ経営研究所のまとめ
NTTデータ経営研究所は、経営管理と情報通信システムの企画開発を専門とするコンサルティングサービスを提供し、多様な職種での新卒採用と経験者採用を積極的に行っています。また、社会全体に新しい価値を提供し、調和と繁栄を目指して、デジタルとハイテク戦略を通じて社会問題の解決にも取り組んでいることが強調されました。この会社は、プロフェッショナリズムと協調性を重視した企業文化の下で、従業員の成長と福祉をサポートする包括的な福利厚生パッケージを提供しています。
この会社の取り組みは、持続可能な社会の構築および従業員の充実したキャリアのサポートに貢献していることから、その重要性がうかがえます。NTTデータ経営研究所でのキャリアは、多様な背景を持つ人々にとって魅力的な選択肢であることが明らかであり、将来の成長に向けたさらなる研究や活動が期待されます。
FAQs
Q1: NTTデータの中途採用では、面接は何回行われますか？
A1: NTTデータの中途採用では、通常2回の面接が行われる予定です。面接では、求める人材像に基づいて、応募者の経験やNTTデータで挑戦したいこと、そしてなぜNTTデータを選んだのかについて、論理的に説明することが求められます。
Q3: NTTデータ経営研究所での役職にはどのようなものがありますか？
A3: NTTデータ経営研究所では、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネジャー、シニアマネジャーといった階層が存在し、それぞれの役職に応じて給与や年収が異なります。
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